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日経225先物取引は「シンプルイズベスト」?
日経225先物取引は次の点で「シンプル投資」と言えます。
- 現物株取引のように銘柄選びで悩む必要がないのでシンプル。
- FXのように通貨ペア選びで悩む必要がないのでシンプル。
- 取引時間(日中)が短いのでシンプル。
これらは、初心者が自分のトレードロジックを獲得するのにも都合が良いのです。投資
(トレード)するためには、自分の裁量で取引をするか他人に任せるかどちらかを選ぶ
ことになりますが、手っ取り早く投資信託などに任せて失敗した後は自力でやるしかあ
りません。
初心者が(と言っても、225トレードの存在に気づいた時点でトレードに関しては初
心者の域を脱していると言っていいのですが、)そういう初心者がデイトレードに取り
組む場合は、日経平均という指数のチャートだけに集中すればよいことになります。
夜しか時間が取れない方には、夕刻から始まる取引もありますが、取引の中心は日中の
約7時間です。
シンプルロジックとしての日経225寄り引けトレード
さて、私が「シンプルイズベスト」と思えるのは、日経225先物取引の特徴ともいえ
る「寄り引けトレード」にあると思います。
これは、寄り付き(日中取引開始8:45直後の売買)に成行でエントリー(建玉)し、
大引け(日中取引終了15:15)で成行決済する取引のことを言います。
寄り付きで買い玉を持つか売り玉を持つかが大きなポイントですが、一度約定したら引
け成りで決済するまで何もしないのが前提なので、極めてシンプルな取引と言えます。
そのため、ロジックと言えば、寄り付きで買うのか売るのかという判断のみになります
ので、極めてシンプルなロジックと言えるのです。
私が発見した2つの225超シンプルロジック
日経225超シンプルロジック「ドS」と名付けました
超シンプルロジックの一つ目は、「ドS」と名付けたものです。これは、略称がSS(Supe
rSimple)だから名付けたわけですが、意味もドSと言えます。すなわち、迷わず毎回寄
り成りで買い玉を持つからです。「毎回寄り成りで買いエントリー→毎回引け成り決
済」という極めつけの超シンプルロジックです。
「それで勝てるの?」そこが肝心なところです。
私が約7年間取り続けてきたデータによりますと、勝ててます。1日当たりミニ1枚換
算で平均150円の利益です。月3000円、10万円でのトレードなら3%です。
もし、ヒマと興味があれば、10年ぐらいの過去のデータを公表しているサイトがあり
ますので、データをダウンロードして計算してみると良いでしょう。
とは言え、あくまでも平均のことなので、良いときは月に10万以上にもなれば、悪い
ときは逆に10万以上のマイナスになります。なので、寄り引けトレードでは、最低で
も30万以上の余裕資金でトレードしないと、大きな相場で一瞬にして資金が吹っ飛ぶ
ことにもなりかねません。
ということは、本当に稼ごうと思ったら「シンプルイズベスト」なんて言ってられない
ということになります。例えば、ファンダメンタルを加味して、時には取引を見合わせ
るなどの、シンプルでない操作が必要になるわけです。
そこで、私は、基本はドS(すなわち寄り成り買いエントリー)としつつも、その後の
展開を稼げるロジックにしたものを商品化しております。
→日経225先物取引超シンプルロジック ドS ver.4
日経225シンプルロジック「S」という名のわたしの有料ロジック
ところで、「ドS」よりも前に発見したシンプルロジックがあります。これはシンプル
なのですが、「ドS」の4倍の成績を出していますが、昨年年間計でマイナスを出して
しまいましたので、販売を中止しております。
株の自動売買も225先物ならばMT4で可能です
さて、私自身はと言いますと、やはり「シンプルトレード」の究極は自動売買と考えて、
最近は私の225ロジックのEAの制作を試みています。EAにしてMT4で稼働させれば、
たとえ利益がチリのようでも、利益が積みあがっていくので、これほど楽でシンプルな
ものはないでしょう。
MT4上で売買できる225先物は、Japan225というCFDで、FX同様ほぼ24時間取引
できます。残念ながら、今のところ使えそうなEAが出来上がっていません。FXと違って、
バックテストが取れないなど簡単に行きそうもないようですが、私のちょっとした「夢」
になっています。