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日経225先物 テクニカル分析入門 2 移動平均線

移動平均線

より確度の高いエントリーと決済タイ
ミングを得るには、ローソク足チャー
トだけでは少々不安になります。

そこで、移動平均線というインジケー
ターを併用します。

動画で見てみる)
移動平均線

英語でMoving Average line
と言います。

下のチャートに3本の線が描かれてい
ますが,これが移動平均線です。
が短期,が中期(2本なら長期)
が長期線です。

移動平均線では,最新のローソク足か
ら、一定期間さかのぼったローソク足
の終値の平均値を計算し、その数値を
チャート上に線グラフとして表示され
ます。

なので,最近のトレンドが滑らかな線
として見て取れるわけです。

OK流では,概ね次のような使い方をし
ています。

1.ローソクが移動平均線(以下MA)
の上にあるうちは買いモードであ
るが,売りを準備する期間でもあ
る。

2.ローソクが移動平均線(以下MA)
の下にあるうちは売りモードであ
るが,買いを準備する期間でもあ
る。

3.ローソクがMAを抜いたときは,
新規売買のタイミングとなること
が多い。

上のチャートでは,

10:15まではMA線の下にローソクが
あるので売りモードではありますが,
買いのチャンスを待っている状態でも
あります。

10時過ぎに陽線がグンとMA線を突き
抜けたところで,買いを入れること
もできます。

(後になってみれば,
その前の連続陽線あたりでエントリ
ーしたほうが良かったとも言えますが。)

決済のタイミングは,
15時過ぎにMAラインを下に割ったとこ
ろが目安です。

ただし,この日はそれだと-10でした。
(膠着状態が続いているところで+20
か+30で撤退するのが賢い決済だった
ようです。)

また,上のチャートのように,
短期移動平均線(線)が
長期移動平均線(線)を抜いたとき
も,売買のタイミングといえます。

上抜けることをゴールデンクロス
下抜けることをデッドクロスと呼んで
います。

日中取引のうちでこれらクロスが2回
以上起こるということはあまりありま
せんので,ここでは分かりやすく説明
するために,日通しのチャートを載せ
ています。

移動平均線チャートの設定

ところで,
移動平均線は,直前ローソク足何本の
平均を取るかという設定によってグラ
フ線の描く形が変わってきます。

線の本数が少ないほど荒く変化の激し
い線になり,多くなるほど滑らかで変
化の少ない線になります。

なので,スキャルピングなど細かいト
レードをするには本数が少ない方が使
いやすいでしょうし,時間足が長くな
れば本数が多い方が見やすいといえま
す。

この設定は,トレーダーの目的と性格
にも関係してきますので,一概にかく
あるべしとは言えません。

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