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急激なチャート変化には警戒せよ
「急激な変化」につい引き込ま
れてしまいました。
今朝のサインは,私の2つのロ
ジックとも「寄付き売り」でし
た。
なので,日通しチャートでは短
期移動平均線(MA)の上にある
とはいえ,基本売り目線で行こ
うと考えていました。
9時台,
日通し15分足チャートはMACD↓,
日中は↑と,ダイバー気味。
10時過ぎ,
いきなりローソク足が下に伸び
始めました。
(日通し15分足チャート)
5分足チャートに切り替えると,
当然,↑だった日中チャートの
MACDラインもデッドクロスしま
した。
そこで,つい売りエントリー。
ほぼ底値で注文を出してしまい
ました。
その後すぐに値は戻し始めてし
まいます。
おそらくどこかの機関投資家の
仕掛けだったのでしょう。
まんまとしてやられました。
こういうこともある。仕方ない
と言えば仕方ないのですが,
言ってみれば,「ダマシ」です。
「ダマシ」を見抜くメンタル
では,ダマシを見抜くすべはな
かったのでしょうか?
それが,あったのです。
チャートをもう一度ご覧くださ
い。
MACDのヒストグラムのところで
す。(矢印の反対側)
このチャートは,15分足ですが,
5分足を見ると,ローソク足が
急激に↓にいったのは,10:10
~10:15の5分間であることが分
かります。
(日中5分足チャート)
そのため,15分足を見ると,ヒ
ストグラムが↓に凹んだのは,
1回きりで次の足では再び上向
きになっているではありません
か。
これに気づいていれば,ダマシ
と分かったわけです。
「気づいていれば」というより
も,「15分ガマンしていれば」
と,言い換えたほうがいいかも
しれません。
このように,
裁量トレードでは,結構「冷静
な気づき」や「ガマン」などの
メンタルが必要になってくるよ
うですね。
もちろん,
その程度のダマシを気にしない
というメンタルも大切かもしれ
ませんがね。
そして,「気にしないでいられ
る」程度の余裕資金も必要です。